💡この記事から学べる事💡
・寒冷地での装備の重要性
・電力と排水管理の課題
・家族の絆の深まり
・次回に向けた改善点

栂池高原スキー場で迎えた年末年始の雪山生活。標高の高い雪山で、家族とともに6泊というチャレンジングな日々を過ごしました。当初は7泊を予定していましたが、私と息子が寒さと疲労で限界を迎えたため、6泊で帰路につくことに。それでも、2歳の息子を連れての雪山長期滞在は周囲から「よくやったね」と驚かれるほどの冒険でした。この記事では、雪山での暮らしの様子や問題点、気づきについて振り返りたいと思います。


雪山生活での挑戦と工夫

栂池高原スキー場での生活は、予想を上回る挑戦の連続でした。雪山に2泊まではしたことありましたが、6泊は初めてでした。これまでの車中泊経験とは一線を画す、寒冷地ならではの課題が私たちを待ち受けていました。

特に重要だったのが「暖房」と「電力」。FFヒーターや発電機が大活躍し、厳しい寒さの中でもトレーラー内を快適に保つことができました。しかし、電力消費は想定以上で、ポータブル電源をフル充電するために発電機を1日1回は回してました。特に、寒冷地での電力管理の難しさを痛感しました。

また、1月1日に能登地方で発生した地震の影響で、一時的に長野県内のガソリンスタンドが閉鎖される事態も発生。幸い翌日には白馬周辺でガソリンを確保できましたが、携行缶の重要性を改めて実感する出来事でした。

暮らしの中での発見と気づき

窓を開けると目の前には広がる一面の真っ白な雪景色。その美しさに心を奪われながらも、雪山生活の厳しさを肌で感じる日々でした。しかし、温度差の影響で結露がひどく、床に布団を敷いて寝ると、布団の下がびしょびしょになってしまいました・・・。アルミシートと除湿シート敷いてましたが意味なしでした。敷布団で寝ていた息子と私は、結局ダイネット部分を常にベッドモードにして生活することに。寒冷地での生活における柔軟な対応の大切さを再認識しました。

ダイネット部分のベッドは結露で布団が濡れることありませんでしたが冷たい風が流れてきました。PANDAはこれよりもさらに窓が大きいので何か対策する必要がありますね・・・

後半はダイネット部分はずっとベッドモードに。

ベッドで使ってた敷きパッドはふわふわのマイクロファイバーのもの。冬にはマストです。冬の車中泊にはこのようなものを使ってます。

プチハプニング!?

また、途中で愛用していたブーツが壊れてしまい、新しいスノーブーツを購入する羽目に(痛い出費・・・)。10年間使い続けたUggのブーツに代わり、今回はノースフェイスのブーツを選びました。「次の10年も大切に使おう」と心に決めました(笑)。
THE NORTH FACE GRAVITY 白馬 へ行ってNEWブーツ購入。高かった・・・。でも大事に使う・・・。白馬周辺は色々お店があるのでプチハプニングにも対応可能ですね。

こちらを購入しました。普段使いしてもごつくないし、防水性もばっちりでした。楽天の方が安い・・・。

この日はお買い物のあと、午後は少し滑って終了。お友達がいないとやる気がなくなる娘。

スイーツでご機嫌取り。

このわちゃわちゃな感じもいいですね。きっと何年後かに見たらこの時が恋しくなり、さみしくなるでしょう。

夜ははみんなで寄り添いながら映画鑑賞。PANDAにはモニターを取り付けたので、快適に楽しめます!エースワン時代はiPadで観ていたのが懐かしいです(笑)。

最大の課題:電力と排水の問題

6泊の間で直面した最大の課題は、電力と排水の問題でした。寒冷地では消費電力が増加し、ポータブル電源だけでは賄いきれない状況が多発。発電機を稼働させることでなんとか乗り切りましたが、エネルギー管理の難しさが浮き彫りになりました。

排水に関しても、長期滞在中に必要な水の量が増えたことで問題が発生。持参した折りたたみ水タンクやワンちゃん用のオシッコシートを活用するなど工夫しましたが、決して快適とは言えませんでした。それでも、同じトレーラー仲間から水を分けてもらうなど、助け合いの中で問題を乗り越えることができました。滞在中、ごみ捨てに白馬リサイクルセンターには2回ほど行きました。

スノボと温泉、そして帰路へ

スノボ好き?の娘は朝から夕方まで滑りっぱなしで、その体力には驚かされました。最終日は家族で温泉「岩岳の湯」に立ち寄り、体を温めるひとときも。雪山で過ごした時間は、体力と知恵、そして家族の絆を試される特別な体験でした。

白馬姫川温泉「岩岳の湯」
営業期間2024年12月20日(金)~2025年3月30日(日)
営業時間13:00~21:00(最終入館20:30)
料金大人700円 小児350円(3歳~12歳未満)

最後に岩岳の湯行きましたが息子なぜか大泣き(笑)倉下の湯では泣かないのに(笑)
この車いすリフトのおかげで荷物の載せ下ろしも楽々です。写真は発電機を積み込む様子

冒険の終わりとその先に待つもの

そして迎えた6日目の朝。雪山での生活が終わりを告げ、私たちはトレーラーを片付けて帰路につきました。久しぶりに帰った自宅は広く感じられ、「家もいいな」と思える瞬間でした。

お家ってすごいですね・・・!快適すぎる!水もジャージャーでる!狭い家だけど感謝(笑)

今回の経験で得た教訓をもとに、さらなる快適さを求めてトレーラーの大型化を決意。これからのキャンピングライフがますます楽しみになりました。

何故大型化か!?PANDAを選んだ理由は以下です。

雪山生活から学んだこと

今回の雪山生活で感じたことは、「準備の大切さ」と「家族との時間の尊さ」。トレーラー内はWi-Fiもあり、暖房も完備されていたため、子どもたちは「サバイバル感」はほとんど感じなかったかもしれません。しかし、非日常的な環境で家族が一緒に過ごす時間は、何物にも代えがたい経験でした。

今年はどうなるかな?雪楽しんでもらえるといいですが・・・

2023-2024年の冬旅が終わりを迎え、次回の冒険への期待が膨らむばかりです。今年の雪山も、子どもたちにとって素晴らしい思い出となるよう準備を進めていきたいと思います。

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次回の記事もお楽しみに!

以下は前編と中編です。併せてご覧ください。