はじめに

気づけば、YouTubeの更新が全然できていませんでした…。その間に、「PANDA」は着実にバージョンアップしていました!今回は、半年間で取り組んだDIYの成果をお伝えします。

電気配線の変更やタイヤ交換、バックサイドカメラの取り付けなど、PANDAをより快適で安全に使うために試行錯誤を重ねました。

各作業の詳細については、今後別途紹介していく予定です。

スタビ付きヒッチカプラーの取付

キャンピングトレーラーを牽引する際に欠かせないのが「安定性」です。そのため、スタビ付きヒッチカプラーを取り付けました。エースワンには標準装備されていますが、なんとPANDAには標準装備されていません。このサイズのトレーラーを牽引するなら、個人的には必須だと思っています。

従来のヒッチカプラーでは、走行中にトレーラーが左右に揺れる「スネーキング現象」が発生するリスクがあります。特に高速道路や風の強い日の走行では、この揺れが大きくなることもあります。安全に旅を楽しむためには、この現象を防ぐ対策が必要です。

スタビ付きヒッチカプラーは、この「スネーキング現象」を大幅に軽減してくれる優れものです。トレーラーと車両の接続部分にスタビライザー機能が付加され、走行中の安定性が格段に向上します。取り付け後はハンドル操作の応答性も良くなり、安心感が増しました。取り付け作業も約10分程度で完了しました。

私はセカイモンで約6万8000円で購入しました。取り付けに自信がない方は専門店に依頼することをおすすめします。

検索の際は、以下の情報を参考にしてください:
Winterhoff WS3000-D+Z Antischlingerkupplung bis 3000kg Cpl D35-40-45-46-50 mm

スタビ付きヒッチカプラー装着!!

最近の話ですが・・・キャンピングトレーラーの制限速度を知らない人がいるという話を耳にしました・・・そこで改めてお伝えしますが、日本国内でキャンピングトレーラーを牽引して走行する際の制限速度は 80km/h です。

スタビ付きのヒッチカプラーを装備している場合でも、この制限を超えて走行するのは非常に危険です。スタビはあくまで走行中の安定性を高める装置であり、速度超過を許容するものではありません。

特にトレーラーは重量があり、車両の後方に接続されているため、高速走行中の急ブレーキやカーブでのスリップなど、通常の運転以上にリスクが高くなります。安全に楽しい旅をするためにも、制限速度を守ることが何より大切です!

制限速度を超えた運転は、あなた自身だけでなく、他の道路利用者にも危険をもたらす可能性があります。ダメ、絶対!

ムーバー取付

キャンピングトレーラーの運用をより快適にするアイテムとして、「ムーバー」は非常におすすめです。特に狭い駐車スペースや段差の多い場所での設置作業では、その便利さを実感できます。

もしご自宅の敷地が広かったり、運転に絶対の自信がある方であれば、ムーバーなしでも問題ないかもしれません。実際、エースワンを使用していたときはムーバーなしで何とか頑張っていました。しかし、トレーラーが大きくなると操作の難易度も上がり、周囲のスペースが限られている場合は苦労します。

購入はC-LIFEさんから行い、取り付けは自分で対応しましたが、もちろんお店で取り付けてもらうことも可能です。ムーバーの導入で格段に操作がスムーズになり、日常の使い勝手が大きく向上しました!
取り付けたムーバーはこちら:EM313A

無事取付完了してます。結構ごつい・・・

電気配線の変更

以下の電気工事を行いました

  • ソーラー配線の変更:従来の6並列配線を「3直列×2並列」に変更しました。これにより、効率的な電力供給を実現しました。
  • コンセントの増設:必要な箇所に新たにコンセントを追加し、利便性を向上させました。
  • 100V外部給電系統の内部コンセント化:外部からの100V給電を、内部でも利用可能にするよう変更しました。

さらに、ポータブル電源を椅子下に設置したことで、熱がこもりやすくなったため、椅子下に換気扇を取り付け、熱対策も行いました。これにより、電気設備の利便性と安全性が格段に向上しました!

工事の様子
ソーラパネルは100W6枚

ちなみに我が家のキャンピングトレーラーには、100Wのソーラーパネルを6枚搭載しています。これにより、晴天時には十分な電力を確保でき、電気設備を安心して使用することが可能です。

さらに、トレーラーの屋根が白色である点も大きなメリットです。白い屋根は太陽光を反射しやすく、夏場の直射日光による車内温度の上昇を抑える効果があります。そのため、冷房の使用頻度が減り、電力消費の節約にもつながります。また、白い屋根は見た目にも清潔感があり、経年劣化による汚れが目立ちにくいという利点もあります。

屋根のカラー選び一つでも快適性に大きな影響を与えることを改めて実感しました!

タイヤ交換

PANDAのタイヤを新しいものに交換しました。ハイエースと同じタイヤサイズに対応していますが、ホイールは異なります。

元々付いていたタイヤは聞いたことのないメーカーのもので、念のため交換しました。交換したタイヤについてはこちらの記事に載せてます。

年中スタッドレスタイヤの理由は、シーズンごとに交換するのが理想ですが、上の子が小学生になり、私の育休も終わり、夫も仕事で課題や忙しくなったため、トレーラーでのお出かけの頻度が月に2回程度に減少しました。タイヤは3年で交換する予定なので、スタッドレスタイヤでも大きな問題はないだろうと考えています。それでも、長期連休を活用してお出かけする予定です。

タイヤ交換は家の前ではできなかったので、ヴィアゲインヴィレッジに行って場所を貸してもらいました。とても助かりました!

バックとサイドカメラの取付

キャンピングトレーラーの安全な後方確認のため、バックカメラとサイドカメラを設置しました。現在、既に設置済みのカメラは地面に近い真下を確認するものです。さらに、真後ろを確認できるバックカメラを追加設置する予定です。

トレーラーの全長が長くなったことで、バック時や車線変更時の視界確保が課題となり、このカメラ設置に至りました。ただし、夜間の視界については十分な効果を発揮できない場合がありますが、それでもカメラがあることで安心感が大きく向上します。

また、サイドカメラやサイドミラーについては、道路交通法の改定により、トレーラーの幅から250mmまで許容されるようになりました。このルールに基づき、以下の製品を選びました。

こちらはワイヤレスとなっています。通常より取り付けが楽に行えたとのことです(by夫)。

※サイドカメラのセットがあったような気がするのですが現在見当たりません。サイドカメラはAmazonで検索したら出てきました。

モニター取付

トレーラー内で映画を大画面で楽しめるよう、ついにモニターを取り付けました。これまではiPadで視聴していましたが、目が悪くなることが心配だったので、思い切って大画面に変更しました。今年の雪山では、みんなでくっついてこのモニターで映画を見るのが楽しみです(笑)。

エースワンにはつけてなかったので念願のモニター!

エースワンと比べると、すでに色々装備があるのでDIYが少なく済みました。ですがやはりさらに使いやすくするためDIYを重ねることで、使い勝手が大幅に向上しました。夫に感謝~。特に電気配線の変更やバックサイドカメラの取り付けは、日常の利便性を大きく改善。また、電子スタビライザーの課題については現在対処中で、解決次第追記します。

これからもトレーラーをカスタマイズしながら快適な旅を楽しむ予定です!

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次回の記事もお楽しみに!

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