ここ最近、YouTubeやブログの更新が止まっていたのには、実は理由がありました。
それは、息子の育ちについて少し悩む時間が増えていたからです。


息子の「ちょっと気になる」特徴

我が家の暮らしには、DIYとキャンピングトレーラーでの旅がすっかり日常の一部として根づいています。
自然の中で家族みんながのびのびと過ごす時間は、何ものにも代えがたい大切な宝物です。

そんな中、息子の様子に少しずつ「ん?ちょっと気になるな」と思う場面が増えてきました。

電車が大好きで、プラレールを寝っ転がってリアルな視点から見ている
音に敏感で、幼稚園のホールなどで大きな声がすると耳をふさぐ(軽くパニック)
でも電車やバイクなどの大きな機械音は平気
「はやぶさ」を「はやぶ」と言ったり、3語をつなげて話すような話し方をする

言葉の発達はゆっくりめだけど、確実に語彙が増えていて
ちょっとさむい、ふとんはいる」といった表現も自然に出るようになりました。

最近では、「真似っこ」や「ふざけた表現」も増えてきて、今はクレヨンしんちゃんが大のお気に入りです。

コミュニケーションも取れるし、何ならお姉ちゃんよりも全然空気読む。(笑)
でも何か違う・・・そんな違和感がありました。


遺伝子検査の結果と、息子の強み

少し気になることが重なったこともあり、思い切って遺伝子検査を受けてみました。
その結果、出てきたのは…

「ワーキングメモリーが高い」=短期記憶力や情報処理能力に優れている という特徴。

この結果を見て、「やっぱりそうかもしれない」と思う点がたくさんありました。
というのも、私自身も昔から記憶力に強みがあり、電話番号や誕生日、人の顔と名前を一度で覚えるのが得意でした。
また、私の弟もワーキングメモリーが高く、幼少期に療育に通っていた時期があり、どこか“普通とちょっと違うかも”という感覚を家族として共有していたことも影響しているかもしれません。


感覚過敏と予測できない音

息子が「うるさい環境が苦手」と感じるのは、
単に音が大きいからではなく、“予測できない音”に対する感覚の過敏さが影響しているようです。

たとえば…

バイクや電車の音のように、一定のリズムや予測できるパターンがある音は平気
幼稚園のホールでの人混みや雑多な会話のざわめきは、とても不快に感じる様子

この違いは、「音の予測可能性」に関係しています。
人の話し声や笑い声、周囲のざわつきは、突然変わったり、意図しない方向から聞こえてきたりする音です。
そうしたランダムで読めない刺激
は、脳が受け止めて処理するのにとてもエネルギーを使います。

実はこれは、ワーキングメモリーが高い子に共通して見られる傾向でもあります。

ワーキングメモリーが高い子は、
常に周囲の情報をキャッチし、整理しようとする“脳のアンテナ”が敏感で広範囲に張られています。

だからこそ、余分な刺激が入りすぎると脳がパンク状態に近づき、疲れたり不快感が強くなったりするのです。

こうした子には、
✅ 音の刺激をコントロールできる環境
✅ 自分のペースで過ごせる空間
がとても重要になります。(この1カ月色々調べました。。)


キャンピングトレーラー旅は、まさにぴったりの環境!

実はこの子にぴったり合っていたのが、まさに今、家族で取り組んでいる**「キャンピングトレーラーでの旅」**でした。

自分だけの安心できるスペースがある
静かで落ち着いた環境で過ごせる
好きな遊びにじっくり集中できる
五感を使って自然やアウトドアをたっぷり体験できる

さらに、私たち家族で楽しんでいるサップスノーボードオフロードバイクなど、
「身体と頭をバランスよく使う遊び」は、この子にとってちょうどよい刺激になっていると感じています。

振り返れば、私自身もキャンピングトレーラーでの旅の方が安心できて落ち着くと感じていました。
もしかしたら、息子と似たような特性を、私自身も持っていたのかもしれません。

ちなみに息子の遺伝子検査では、**「エネルギー産生が高いタイプ」**とも出ており、
アクティブな活動を好む今のライフスタイルは、やっぱり合っているんだなと納得しています。

※この間、キャンピングトレーラーけん引してオフロードレース出てきました!また別途ブログ書きます。

お姉ちゃんもだいぶ変わり者なんですけどね(笑)


今後のこと:習い事や進路について

現在検討している習い事は以下の2つです。

ECCジュニア:語彙力や表現力の基礎を楽しく身につけていくために。
スイミング:体幹を育て、感覚のコントロールにもつながる運動として。

どちらも「楽しみながら自然に力がつく」ことを重視して選びました。

そして将来的には、中学受験という短期決戦的な進路よりも、長期的に探究心を育てられる環境が合っていると感じています。たとえば、「高専(高等専門学校)」のように専門的な学びに早くから触れられる環境は、息子のように「自分のペースでじっくり理解したいタイプ」には向いているかも?と思ってます。

両親ともに理工学系の出身なので、できれば息子にもものづくりや実験、創造的な工学の世界に興味を持ってもらえたらうれしいと思っています。ですが、それはあくまでも願いのひとつ。
本人の個性や興味を最優先にしながら、「この子らしさ」を尊重し、自由に伸びていけるような道を一緒に探していきたいと考えています。

また、こういったタイプの子どもは「大器晩成型」と言われることが多いらしいので、早期の成果や結果を求めすぎないことも大切かなと思ってます。焦らず、長い目でその成長を見守っていきたいです。


最後に

最近更新できなかったYouTubeやブログ。
その裏には、親としてたくさん悩み、考えた時間がありました。

でも今は、息子の特性を少しずつ受け止めながら、
**「この子だからこそできること」**を家族みんなで楽しんでいこうと思っています。

このブログでは、これからもキャンピングトレーラー旅をベースに、
高ワーキングメモリーの子育て、感じたこと、工夫していることを発信していきます。

お読みいただきありがとうございます!
もし楽しんでいただけたら、
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ぜひご覧ください。次回の記事もお楽しみに!