※この記事は、あくまで筆者の実体験に基づいた感想と意見を記載したものです。Amazonおよび出品者に対する断定的な批判を目的としたものではなく、同様のトラブル防止を目的としています。
キャンピングトレーラーの記事ではないのですが、今回はどうしても書いておきたい話です。
それは、「Amazonマーケットプレイスで詐欺に遭った」こと。
結論から言うと、約2万円をだまし取られました。
会社員にとって2万円という金額は、決して小さくありません。正直、とても泣き寝入りできるような額ではないんです。
でも今は、それ以上に「だました相手をきちんと懲らしめたい」という思いが強く、行動に踏み切ることにしました。
経緯
- 注文日:3月23日
- 商品到着:3月26日
- 返品発送:3月30日
- 返品完了:4月3日
Amazonマーケットプレイスで「中古プリンター」を購入しました。
ところが、届いた商品にはいくつか疑問点がありました。
商品の問題点
- 電源ケーブルが付属していない
→使用に不可欠なもの。確かに説明文には「本体のみ」と書かれていましたが、そもそも電源ケーブルがない状態で、なぜ「動作確認済み」と表記できたのか?実際には動作確認などしていない可能性が高く、説明との整合性が取れていない。矛盾だらけ。 - 説明文の後半に“修理できる方限定”と記載
→普通は見落とす。わざと分かりにくくしていたとしか思えない。
実質的にジャンク品と呼べる内容でした。
これは明らかにわざと分かりにくくした悪質とも受け取られかねない出品だと感じました。

出品者に連絡 → 応答なし → 返品 → 返金なし
出品者にはすぐメッセージを送りましたが、何日経っても一切返信はなし。
仕方なくAmazonの指示に従って返品し、出品者に商品が届いたことも確認済み。
それでも、返金は一切されませんでした。
Amazonに10回以上問い合わせ → 進展なし
Amazonカスタマーサービスにも10回以上連絡しました。
履歴もすべて残っています。
対応した担当者も「この出品者は酷い」と言ってくれましたが、
**「出品者と連絡がつかないと何もできない」**というシステムに阻まれ、何の進展もありませんでした。
消費者センターにも相談 → 対応不可
次に消費者センターに相談しましたが、
**「個人情報の問題があるので対応できません」**とのこと。
結局、Amazonも消費者センターも頼りになりませんでした。
「詐欺的行為を助長していないか?」出品者放置への疑問
Amazonは「信頼できる通販サイト」として知られていますが、
マーケットプレイスの個人出品者に関しては別問題です。
誰でも簡単に出品できるぶん、悪質な出品者が放置されています。
今回、出品者の電話番号を調べると他にも同様の被害にあっている人が複数いることがわかりました。(電話番号検索オススメです。)
以下は、他の被害者の方の声。



以下の内容はYahoo!知恵袋に投稿されていた被害報告です。
電話番号検索で見つけたわけではありませんが、内容から見て同じ出品者による被害の可能性が高いと感じています。

自分も悪かったと思うこと
評価をちゃんと見なかった自分も悪い・・・ ともちろん思っています。
でも、だからといって詐欺が許されるわけではありません。
私が取った行動
Amazonにも消費者センターにも頼れないと判断し、自分で行動を起こすことを決めました。
購入履歴、出品ページのスクリーンショット、出品者とのやりとり、Amazonカスタマーサービスとの対応記録など、関係するすべての証拠をまとめて、警察署へ「被害相談」に行きました。
その結果――
▶ 警察がまずは調査してくれることになりました。
※現時点では、被害届が受理されるか、罪名がつくかはまだ未定です。
ただし、しっかり資料を提出し、他にも被害者がいることを伝えたことで、真剣に話を聞いてもらえました。
Amazonの規約ではジャンク品は禁止のはず
そもそもAmazonの規約では、動作しない商品(ジャンク品)や修理前提の商品は出品禁止とされています。
(参考:禁止商品ガイドライン、中古コンディションガイドライン)
しかし今回届いた商品は、
- 電源ケーブルが付属しておらず、そもそも動作確認が不可能な状態
- 商品説明に「あくまで修理用となります」「エラー・トラブル品のため特価」「読まずに購入した場合は対応できません」と記載されていた
にもかかわらず、「動作確認済み」と表記されており、内容に明らかな矛盾が見られました。
これは規約違反の可能性が高く、購入者を誤認させる悪意のある出品と言わざるを得ません。
**Amazonはなぜこの出品を許しているのか?**強く疑問です。
今後どうする?
今回の経験から私が学んだことは以下の通りです。
- マーケットプレイスの個人出品者には要注意
- しっかりレビュー・評価を確認する
- トラブルに遭ったら、証拠を集めて警察に相談すること
Amazonや消費者センターが助けてくれない今、
自衛と法的手段が必要な時代になってしまったと感じました。
この行動は、無駄ではなかったと思っています
今回の件では、正直とても悔しい思いをしました。
お金も、時間も、労力も奪われました。
そして、信頼していたAmazonにも守ってもらえず、孤独な戦いに感じる瞬間もありました。
それでも、私は**「行動を起こしてよかった」**と、心から思っています。
その理由は――
- 自分が泣き寝入りしなかったこと
- 他にも被害に遭った人がいると知り、それを伝えられたこと
- 警察に相談し、調査に進んでもらえたこと
- この体験を発信することで、同じような被害を未然に防げるかもしれないこと
どれも、小さな一歩かもしれません。
でも、その一歩が誰かの助けになるかもしれない。
そう信じて、私はこの記事を書きました。
そして──
警察に相談し、その報告をAmazonに伝えたタイミングで、Amazon側から「返金対応します」との連絡が来ました。
…**警察というワードを出したから、動いたんじゃないの?**というのが正直な感想です。
もちろん返金はありがたいですが、あまりにも遅い対応にモヤモヤが残ります。。
でも、もはやそれ以上に感じたのは、
なぜこんな出品者を放置しているのか?
という、強い不信感です。
Amazonからは「担当部署に報告します」とのことでしたが、これまでの経緯を見る限り、正直に言って出品者管理が機能しているとは思えませんでした。
モヤモヤが残る理由
Amazonが間に入っているからこそ、「最終的には保証される」という仕組みは理解できます。
でもそれって、出品者が責任を取らずに済んでしまう構造になっていませんか?
本来、こういうケースでは出品者が返金すべきだと思います。
Amazonが立て替えて終わり、ではなく、出品者にきちんと責任を負わせる仕組みが必要ではないでしょうか。
おそらく、出品者には何らかの制裁が下されているとは思いますが、
本来は被害が出る前に防止してほしいというのが正直な気持ちです。
最後に
このブログが、同じように困っている方の参考になれば嬉しいです。
そして――
一人でも多くの方が泣き寝入りせずに行動してみようと思えるきっかけになれば、
今回の経験も決して無駄ではなかったと、心から思っています。
お読みいただきありがとうございます!
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