“虫しか興味がない”娘を見て、親がやめたこと3つ

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。

「虫の話しかしない」
「図鑑ばかりで、他のことに興味がなさそう」
「このままで大丈夫なのかな……」

生き物が大好きな娘を育てていると、正直、私自身も何度もそんな不安を感じてきました。

でも最近になって、その不安の正体が少しずつ見えてきて
**親として“やめたこと”**があります。

今日は、「虫しか興味がない娘」を見ながら、
私が手放してきた考え方を3つ、書いてみようと思います。


①「バランスよくやらせよう」とするのをやめた

以前の私は、虫ばっかりじゃなくて、
もう少し他のこともやらせたほうがいいんじゃないか
もっと幅広く経験させたほうがいいんじゃないか

そんなふうにどこかで思っていました。

でもあるときふと気づいたんです。
虫の絵は天才的なのに、モミジの絵はびっくりするくらい雑。

それでも娘は、
まったく気にする様子もなくまた虫の絵を描いている。
この“偏り”こそが、この子の強みなんじゃないか、と。

全部を平均点にしなくていい。尖っているからこそ、見える世界がある。
そう思えるようになってから無理にバランスを取らせようとするのをやめました。


② 他の子と比べるのをやめた

「同い年の子はもう〇〇できるらしい」
「みんな習い事してるって聞いたけど……」

気づくと比べているのは
子どもではなく親である私でした。

でも、他の子の“今”を見たところで娘の“未来”がわかるわけじゃない。
それに、娘は娘のペースでちゃんと育っている。

比べるのをやめたら
目の前にいるこの子の姿が驚くほどよく見えるようになりました。


③「将来役に立つか」で考えるのをやめた

「虫が好きで、将来どうするの?」

言われたこともありますし
正直、自分の中で考えてしまったこともあります。

でも今は、
“今の好き”が何を育てているかを見るようにしています。

観察眼
集中力
探究心
記録する力
考え続ける力

どれも、「虫が好き」という気持ちから自然と育ってきたもの。

将来どんな形になるかは、今決めなくていい。

“役に立つかどうか”より
“この子が夢中になっているか”。

そこを見るようになりました。

※夏休みに拾ってきた、弱ったトンボを描いた一枚の絵。
あの時間も、娘にとっては大切な学びだったのだと思います。


育ちや家族の歴史も含めて考える

少しだけ、背景の話をします。

父方・母方ともに公立校から大学へ進む人が多く
研究者・医師・エンジニアなど理系職の親戚がいます。

曾祖父・祖父の代から大卒が続き
夫も中学受験はせず国立の高校から理系私大へ。
私自身も中学受験はしておらず最終的に理系私大に進みました。

いわゆる
幼少期からの先取り教育や受験特化型の塾漬けだったわけではありません。
進学のために大きな投資を重ねてきた家系という感じでもないと思います。

どちらかというとその時々の興味や得意を広げながら
必要になったタイミングで進路を選んできた
そんな流れに近い家族です。

それぞれが自分の関心を深めた結果
進路が自然につながっていったという印象があります。

※中学受験について

※念のためですが
ここで中学受験そのものを否定したいわけではありません。

子どもの性格や家庭の価値観によっては
中学受験がとても合い
可能性を大きく広げてくれるケースもたくさんあると思っています。

ただ我が家の場合は
「今はまだ別の育て方が合っていそう」
そう感じているというだけの話です。


血縁をヒントにするという考え方

それに、他人と比べるよりも
血のつながった親戚を参考にしたほうが
自分にはしっくりくるとも感じています。

脳の得意・不得意には、遺伝的な影響もありますし
環境の与え方を考えるヒントにはなると思っています。

人は最終的に
大きく二つのタイプに分かれる気がします。

外に出て、現地で動くのが得意な人。
中で考え、積み上げていくのが得意な人。

どちらが良い・悪いではなく
うちの家系はたまたま
「中で考える」ことが得意な人が多かった。
ただ、それだけの話です。


ゆるく続けられる形での“学び”

ちなみに、完全に何もしていないわけではありません。
平日はオンライン個別で英語と算数をゆるゆると続けています。

時間や量を詰め込むのではなく
「毎日の生活の中に無理なく置いておける学び」という位置づけ。

送迎時間がない分、その空いた時間は
虫の世話をしたり、外で思いきり遊んだり、気になったことを調べたり。
自分で考え、自分で時間を使う余白を大切にしています。

正直、塾に通わせれば安心なのかもしれません。
でも今は、疲れ切って机に向かうより
好奇心が動いた瞬間に深く潜れる環境のほうが娘には合っている気がしています。

「やらせる勉強」ではなく
「続いていく学び」。

今の我が家にはこのくらい肩の力を抜いたバランスが、
いちばん自然でいちばん長く続けられそうだなと感じています。


おわりに

まだ子育ての途中で何か結果を出せているわけでもありません。

それでも娘には「普通じゃない何か」を感じています。

もし今、子どもの“好き”について悩んでいる方がいたら
こんな家族もいるよ、というひとつの参考になれたらうれしいです。


最後までお読みいただきありがとうございます。
もし楽しんでいただけたら、
YouTubeチャンネルでも旅の様子を発信しているので、ぜひのぞいてみてください。