前にブログで
「キャンピングトレーラー、後悔する?しない?」
という記事を書いたことがあるのですが、
今日はその続編のような話です。
今回は少しテーマを絞って、
**「雪国トレーラー旅」**について。
これ、正直に言うと
向き・不向きがかなりはっきり分かれると思っています。
そして最初に言ってしまうと
私はたぶん——
雪山トレーラー旅に向いていないタイプの人間です(笑)。
雪国トレーラー旅が向いている家族
まずは、これは本当に思うこと。
雪国トレーラー旅が向いているのは
・多少のトラブルを「まぁいっか」で流せる
・予定変更もイベントとして楽しめる
・寒さや不便さを“思い出”に変換できる
・雪道運転にあまりストレスを感じない
・何か起きても「経験値増えたね」で終われる
こういうタイプのご家族。
雪景色の中で過ごす時間は
本当にきれいで、特別で
子どもたちにとっても強く記憶に残る体験になります。
「大変だったね〜」も含めて楽しめる人は、
雪国トレーラー旅、きっと向いています。
私は完全に「向いていない側」
一方で、私はというと。
寒いのが苦手、
不便なのが嫌、
というよりも——
「途中でスタックして、地元の人に迷惑をかけたらどうしよう」
これが頭から離れません。
観光地というより
誰かの生活圏にお邪魔している感覚が強くて。
「楽しむ」より先に
「迷惑をかけない」が来てしまうタイプです。
なので我が家の雪山トレーラー旅は
とにかく装備が多い。
スコップ、スノーブラシ、タイヤチェーン。
発電機まで積んでいます。
たぶん
「そこまで?」って思われると思います。
でも私にとっては、
使わない装備を持っていくこと自体が、安心材料。
雪国トレーラー旅に向いていない理由は
寒さでも不便さでもなく
「最悪のケースを先に全部想像してしまう性格」
なんだと思っています。
それでも雪国へ行く理由
それでも、我が家が雪国へ行くのはなぜか。
それは
トレーラーがあることで“逃げ場”があるから。
外がどれだけ寒くても
トレーラーの中はいつもの空間。
子どもが疲れたら、すぐ休める。
天候が悪ければ無理せず引きこもれる。
もしテント泊だったら
私はたぶん雪国には一度も行っていません。
「向いていない私でも続けられている」のは
トレーラーという選択肢があったからだと本気で思っています。

向いていないからこそ、分かったこと
雪国トレーラー旅を重ねる中で
ひとつ強く思うようになりました。
向いていない=やってはいけない、ではない。
・不安だから準備する
・怖いから慎重になる
・迷惑をかけたくないから考える
それも、その人なりのスタイル。
雪国トレーラー旅って
ワイルドでかっこいい側面ばかりが目立ちがちですが
実際はもっと地味で慎重で
人それぞれの関わり方があっていいと思っています。
私はたぶん
この先もずっと「向いてない側」のままです(笑)
でも、無理をしなければ
楽しめる範囲はちゃんとある。
雪国トレーラー旅を考えている方へ
もし
「自分、向いてないかも…」
と感じているならそれはやめる理由ではなくて
“やり方を考えたほうがいいよ”というサイン
なのかもしれません。
無理をしない。
備えを多めにする。
行かない判断も含めて選ぶ。
それも含めて雪国トレーラー旅だと思っています。
終わりに
雪国トレーラー旅は
向いている人だけのものではありません。
向いていないなりに
自分のペースで関わる。
そんな楽しみ方もあるよというお話でした。

最後までお読みいただきありがとうございます。
もし楽しんでいただけたら、
YouTubeチャンネルでも旅の様子を発信しているので、ぜひのぞいてみてください。

